高槻市の山手にある天台宗の寺院「神峯山寺」。
JR高槻から北へ6Km程の原地区という場所に位置し、意外と遠くないですが高槻市民も驚くほどの田園風景が広がる山林地帯です。
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アクセス
立地的には、駅からそう遠くありませんが車でなければ、交通手段がほぼタクシーになりそうです。
バスでもJR高槻から原大橋行きに乗れば、神峯山口に行けますが、そこから1Km以上あるかなければなりません。
ハイキングコースとして再注目
神峯山寺は、メディアでも取り上げられることがあります。
健康意識が高まっている今日では、ハイキングコースとして紹介される事が多いからです。
それも、日本最初の毘沙門天の安置や護摩行が出来るという事もあって、寺院としての格式も高く強みを活かしているといえるでしょう。
歴史も1300年以上もあり、修験霊場として多くの修験者を迎え入れ、修験霊場として有名な比叡山、比良山、伊吹山、愛宕山、金峰山、葛城山に並ぶ七高山の一角というだけではなく、足利将軍等、歴史上の偉人の寄進も多く栄えた歴史もあり、申し分のないブランド力があります。
下記が護摩行を行う化城院。
行われていれば、見学もできます。
環境の良さや、四季折々の情景が見事
神峯山寺がメディアに取り上げられる要因のもう一つは、美しい日本の四季の情景です。
特に秋に色づく紅葉した木々。
なかでも樹齢400年の古木、夫婦紅葉はスポットとして注目されます。
空気も澄んでいて、神秘的な異空間を感じるとともに、時間を忘れて浄化され心が安らかになります。
お寺までは、坂道などがあり少し歩きますので、歩く準備を忘れない様にするのと、毘沙門天像を本尊としていますが、 秘仏なので見る事はできません。
内内陣の兜跋毘沙門天像は、秋の大祭で御開帳されているようです。
他の仏像の拝観は可能ですが事前に予約が必要なので注意が必要です。