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【外構・駐車場作りのDIY】インターロッキング剥がしから移設

2019年2月21日

以前、インターロッキングの施工方法を紹介しましたが、今回はそのインターロッキングブロックを剥がして、再利用をするというDIYの投稿です。

今回は、剥がしたインターロッキングブロックで再度駐車場をDIYしますが、前回よりも荒いですが簡単な施工方法を紹介します。

https://slowlifeblog.com/interlocking-block-diy/

 

目次

インターロッキングの剥がし方

インターロッキングの施行は、置いていくだけの簡単なものです。

ですので、置いているインターロッキングブロックを取っていけば良いだけなのですが、インターロッキングブロックの間に珪砂が入っていたり、苔が生えていたりで簡単には剥がせない箇所もあります。

特に、最初に剥がす時は隙間が無いので、インターロッキングブロックを一つ犠牲にするつもりで力技で剥がした方が効率は良いです。

ですので、スコップとバール・ハンマーなどを用意しておくと良いでしょう。

一か所剥がせたら、その周りからどんどん剥がしていきます。

剥がす前と剥がした後のビフォーアフターは以下

約23坪の土地のインターロッキングブロックをすべて剥がすには、丸一日。

剥がすだけなら丸一日ですが、運搬や整理などを含めると丸二日かかります。

今回のインターロッキングブロックは、200㎜(縦)×100㎜(横)×80㎜(厚み)の大きさですので、3.3㎏もの重さがあります。

かなりの疲労でしたので、終わってから計算しましたが、約1坪=3.3㎡ですので、今回は70㎡ほど。

インターロッキングブロック一つ当たり、0.2×0.1=0.02㎡

つまり、50個のブロックがあって1㎡ですので、70㎡なら…70×50=3500個

3500個ものインターロッキングブロックを剥がして運搬しました。

総重量は、3500×3.3㎏=11550㎏

なんと11.55トンの重さ!

気が狂いそうになるわけです。

これを二日で頑張りました…殆ど腱鞘炎です。

 

インターロッキングの移設

剥がし撤去・運搬したインターロッキングブロックを移設する場所は、以下のカーポートの下です。

高さを調節

砂利を引いていますが、まずは砂利をどけて下地と高さを確認です。

高さが高すぎるところは、はつりで斫って均します。

高さが大体良い具合になれば、転圧で締めます。

高さは、もちろんインターロッキングを置きますので、ブロックの厚み80㎜を計算して高さを出します。

水糸で高さを出しますが、水はけの事を計算して傾斜を出します。(通常は建物から道路側に水が流れるように傾斜をつける)

今回の下地作りは荒業

通常のインターロッキング施工は、前回のインターロッキング記事を見て頂くと分かるのですが、

  • 一番下地が砕石
  • 二番目が砕砂(砂)
  • そしてその上にインターロッキングブロック

と、なるのですが今回は

砂利(砕石)の上にインターロッキングを置いていく事もします。

こうする事によって、何が違うかというと…

メリット

  • 激しく施工時間の短縮(時間のかかる砂のレベル取り省略等)
  • 材料費が浮く

デメリット

  • 完成時に凹凸ができやすい
  • 完成時にブロック同士の隙間ができやすい(珪砂が大量に必要)

というように、完成時に少しB級な出来栄えになりやすいという事です。

施工時の写真は以下。

下地は砂利と言っても、しっかりレベルは取ります。

写真のように、水糸の真下に棒を入れてブロックが合う高さで、水糸と棒で平行を取ります。

もう一か所、逆サイドでも同じことをして最後に棒同士で高さを合わせます。

棒と棒の間に橋を渡すように板を置きその高さで、砂利を引っ張れば棒と同じ高さのレベルで砂利が引けます。

ひたすら置いていく

砂利で準備が出来たら、あとはインターロッキングを置いていくだけ。

下地が砂利なので、時々微調整しつつ押し込んだり、追加で砂利を置いて高さを出したりします。

微妙に大きさの合わない端の部分はサンダーでブロックを切ったり、砂利で埋めたりお好みで。

置き終わったら、珪砂をブロックの隙間に流し込んで、インターロッキングの上から転圧。

奥のキリは花壇がありますが、手前は砂利ですのでセメントで固めてブロックを固定させます。

最後に、ブロックの高さに合わせて砂利を戻せば、完成です。

ビフォーアフターで、ぱっと見の見栄えは悪くないのではないでしょうか?

細かく見れば、少しがたつきはあるものの、駐車場としては全く問題はないはずです。

そのまま、砂利駐車場よりはインターロッキングの方がタイヤにも良いと思いますし。

因みに施工は、下地作りから完成まで、1日と半日ですので、かなりのスピードだと思われます。

 

まとめ

今回は、スピード重視でしたが、インターロッキングの特徴で多少ぼこぼこでも見栄えは悪くありませんし、水だまりの心配もありません。

今回は13m×2.5m=32.5

32.5㎡の広さを施工しましたので、通常の業者に依頼するのであれば㎡あたり1万円程ですので、約30万円。

それが、今回はセメントと珪砂のみの出費ですので2000円程で済みました。

インターロッキングも貰い物で、廃棄するのに困っている方でしたので一石二鳥。

やる価値は金額以上に大きかったと自負するところです。

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