時事

アメリカの演説で4分間の沈黙が大きな反響

2018年4月2日

アメリカの抗議デモに参加した、エマ・ゴンザレスのスピーチが先月末の3月24日に大きな反響を生んでいます。

この抗議デモは全米各地で行われ、ワシントンでは80万人の参加があったと報道されました。

このエマ・ゴンザレスのスピーチでは、4分間の沈黙という静寂ながらインパクトの大きな演説として、世界中から大きな反響と共感を呼んでいます。

銃規制を求める声

この話題となっているエマ・ゴンザレスのスピーチは銃規制強化を求めるデモ「私たちの命の為の行進」でのスピーチです。

先日2月にフロリダの高校で銃乱射事件が発生し、17人もの命が奪われたことで全米で100万人以上の生徒・教師らが参加しました。

このデモでは、銃規制に取り組まない政治家たちに対して行われており、世界的に注目されたスピーチとなりました。

6分間あまりのスピーチで、内4分間は沈黙。スピーチ冒頭で、事件で亡くなった17名の名前を読み上げての沈黙。

6分余りという時間は事件が発生した時間。6分で17名の命が奪われました

このスピーチには、もはや言葉はなくとも共感を呼び絶大な影響力を発信したのではないでしょうか。

仮想通貨Triggerトリガーがアメリカ銃規制問題を変える

しかし、アメリカ国内では「教師が銃を携帯していれば状況は変わった」などの意見もある模様で、銃規制強化には反対派もいるようです。

この演説によって銃規制がどのような方向へ向かうのか、そして政治家やNRAはどのように感じているのかも今後は焦点があてられるでしょう。

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