YouTubeで、魚をさばく動画が人気ですよね。
私もまんまと影響を受けて、ちょうど残っていた鯛をさばいて出汁をとりました。
目次
完全初心者の三枚おろしは…。
使用した鯛は、2尾で580円のやっすい鯛です。
その内、1尾だけ使いました。
先ずは鱗・エラを取り、内臓を取り除き血合いを洗い流します。
小まめに鯛とまな板を洗う事で、生臭さが軽減するそうです。
下処理が終われば、頭を落とします。
鯛の骨は固いので、しっかりと出刃包丁で。
続いて三枚におろしていきます。
三枚に下ろした鯛がこちら。
それっぽく見えますが、包丁の切れ味が悪いのか、私の腕が悪いのか身がかなり少なくなりました。
YouTubeでかなりイメージトレーニングしていましたが、イメージ通りにはいかず…
YouTuberってすごいですね。
辛うじて残った身はこちら。。
今回は、出汁を取ることがメインなのでご愛嬌という事で。
初めて三枚おろしをしますが、これは慣れが必要ですね。
そして、今回の出汁取りのメインのアラ達。
三枚におろした中骨も参加で、細かく切ることで出汁が出やすいように下準備をします。
アラ出汁を取る
投入するアラは、事前にオーブンレンジなどで焼き色を付けておきます。
そうする事で、生臭さの少ない鯛出汁が取れるようです。
鯛の準備が出来たら、昆布で取った出汁の中に鯛のアラも投入します。
ここでしばらく沸かせるのですが、灰汁が出てきたらOKのようです。
灰汁抜きをして、アラを取り出します。
取り出したアラはヘラやお玉を使い、潰して骨の髄まで出汁を出し切ります。最後はアラをクッキングシートで包んで搾って最後まで出汁を取り切ります。
最後に出汁を濾して味付けです。
味付けは…
- 薄口しょうゆ
- 塩
- 酒
で、お好みで整える程度です。
意外に、しっかり鯛の味がする出汁が取れました。
生臭さもあまりありません。しっかり焼いたからでしょうか?
後は、三枚におろしておいた少ない身を、焼いて出汁をかければ鯛出汁茶漬けの完成です。
見栄えはあまり良くありませんが、お店で出てきても違和感のない出汁茶漬けで美味しかったです。
まとめ
やはり、初心者には三枚におろすと言うのが難しい作業です。
YouTubeのヘビーユーザーの私が、繰り返し「三枚おろし」の動画を見てイメージトレーニングして、満を持して行動しましたが、なかなか厳しい結果でした。
包丁がもっと切れ味良ければ…と言い訳しておきます。
ですが、出汁を取ることに関しては大成功です。
これは、初心者でもできますし、結構なクオリティだと自負するところ。
三枚おろしのリベンジを兼ねて、もう一度してみたいです。