【不動産ビジネス】レンタル収納スペースと貸倉庫がどれだけ儲かる

ビジネスモデル
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前回の記事でトランクルームというものは寄託契約で不動産賃貸借契約ではない事が分かりましたので、今回はレンタル収納スペースと貸倉庫がどれだけ儲かるのを調べてみました。

どのような人が借りる?

レンタル収納スペースという小規模なものから、貸倉庫という大規模なものまでピンキリで、都市型なのか郊外型なのか、はたまた室内なのか屋外コンテナなのかも多様な種類があります。

市街地と住宅街・郊外の種類別に比較してみていきたいと思います。

市街地の倉庫

市街地では殆ど倉庫はありません。

駅前の一等地であれば、倉庫の需要もありそうですが、価格が高くなる傾向の駅前でわざわざ倉庫を借りる必要がなく、荷物が多いのであれば大きめのテナントを利用する企業や、広めのお部屋に入居する人が殆どでしょう。

実際に住宅街の多い駅前を除く歓楽街などの駅前でレンタル収納スペースを経営しているところは殆どありません。

駅前であれば、それこそ賃貸住宅やテナントビルの方が利益率も需要もありますのでそちらの方が好まれるのでしょう。

住宅街・郊外の倉庫

住宅街にある倉庫はレンタル収納スペースやトランクルームと呼ばれる個人向けの倉庫が多いです。

一方で幹線道路沿いなどの郊外型の倉庫は、企業が主に借りる資材置き場である工業用機材とか、商品の在庫用等になってきます。

海岸沿いでは主に大型倉庫が多く、輸出入の一時保管倉庫など大手企業が使用する倉庫などになってきます。

実際に儲かるのか?

実際に儲かるかと言えば、見解はそれぞれですが賃貸住宅経営よりも利回りが良いです。

というのも、初期投資が賃貸住宅物件を建てるよりも安価で済むからです。さらにはコンテナを置くだけでも経営がスタートできますので、かなり参入しやすいことも言えます。

ですが、爆発的に大きなお金が動き、利益であるCF(キャッシュフロー)が多く出るかというと、疑問が残るのも確かです。

同じ土地で賃貸物件を経営するのと、レンタル収納スペースを運営しどちらも満室であれば、利回りこそはレンタル収納スペースに軍配が上がりますが、収入面では賃貸物件を経営する方が大きく利益が上がるでしょう。

つまり、レンタル収納スペースはローリスク・ローリターンという特徴があると言えます。

どのような立地が儲かるか

立地に関して、どのような立地が適しているかは周辺環境にもよりますのでこういった場所というのが明確にあるわけではありませんが、まだ競争の少ない業界ですのでスタートアップの際の営業・広報活動さえ怠らなければ、継続的な契約が見込めるのがレンタル収納スペースの良いところです。

レンタル収納スペースなどをよく見かける立地について羅列すると。

  • 産業道路沿い
  • 幹線道路沿い
  • 郊外大型マンション周辺
  • 団地周辺

なる程、と納得いく立地にはやはりレンタル収納スペースがある印象です。

産業道路沿いには飲食店や業者の事務所がある事が多いですし、郊外の幹線道路沿いも広さがあり資材置き場として好立地。マンション系は庭や倉庫がないので外部貸しの需要もあります。

企業の倉庫は意外と借りているところが多いので、需要がありそうですので、決め打ちで営業を仕掛けるのも重要かもしれません。

メリットとデメリット

賃貸物件を経営するよりも、単純でリスクが少ないですし、欠ける手間も多くありませんので、副業としてはかなりお勧めのレンタル収納スペース・トランクルーム・貸倉庫運営。

もちろん手広く出来るのであれば、個人でも莫大な利益を上げる事の出来る業種です。

土地を買わずとも、土地を借りて経営をスタートする事も出来ますので、元の資金も建物を建てるよりも安価です。

まとめに代えてメリット・デメリットを紹介します。

メリット

  • 初期投資が安い
  • 利回りが賃貸住宅よりも良い
  • 競合が少ない
  • 長期契約が見込める

デメリット

  • 契約まで時間がかかることが多い
  • 認知されるまで時間がかかる
  • 需要の有無がはっきりしている
  • 屋内収納ならば空調等のランニングコストが必要
  • 屋外収納ならば湿気による荷物のカビなどトラブルに(サービス内容が周知されていない)

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