DIY(日曜大工)が流行りだして、久しくなります。
大型ホームセンターへ行っても、DIYコーナーは絶対にあると言っていいでしょう。
木材等のDIYの材料も、一昔前ではどこで買えば良いのか分からない方が殆どだったのが、今ではネットですぐに手に入ります。
材料は揃うようになった昨今で、DIYを手軽に行えるようなったことは間違いありません。
しかし、DIYをする価値があるか否かという点を議題に上げても面白いのではないと思いましたので、少し考えてみたいと思います。
目次
DIYで出来る事・出来ない事
DIYは基本的に、家具などの家財道具・インテリアの自己制作を先駆けとして流行りましたが、今ではネットや書籍でハウツーが公開されるようになり、より大掛かりで身近なものとなりました。
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日本DIY協会によると、関連店舗は4700店舗で売上は右肩上がりで4兆円規模だという事です。(ホームセンター等の売上という事です)
それだけ、DIYをする人が増えてきたという事です。
そして、DIYの醍醐味は自由度が高いという事。何でもありという事です。
デザイン・設計・材料等は自分のセンス次第。器用な人なら内装工事・リフォームを業者顔負けのレベルで仕上げたりもしています。
しかし、注意点が必要です。自由といってもDIYもNGの部分があります。
ガス・水道・電気
これらは、重大事故になりかねない事と、近隣に影響がないとは言い切れない領域だからです。ですので、インフラは工事には資格が必要と法律で定められています。
また、当ブログでも紹介したブロック塀も有資格者が施工には必要です。
その他にも、注意したいのは大掛かりな小屋などをDIYする際は固定資産税などの絡みもあることを認識しておきましょう。
ウッドデッキなんかも壁・屋根・囲いなどの有無で、家屋として扱われる事があるようです。(地域による)
おすすめDIYと否おすすめDIY
何をもっておすすめかそうでないかですが、それはコスパでしょう。
基本的には、ある程度高価な材料を使おうと何をしようと、業者に頼むより安価に抑えられます。
DIY自体が楽しめる趣味の場合は、その時点でDIYを行うに値しますのでそういった方にはDIYは本当におすすめです。
しかし、完成度が低かったり耐久年数が短いと、逆にやり直しや場合によっては産業廃棄物として、廃棄に費用が掛かることもあります。
そのあたりを踏まえて、おすすめDIYと否おすすめDIYを箇条書きしていきます。
おすすめDIY
- ウッドデッキ・ウッドフェンス
- 駐車場等の外構関係
- 家具のリメイク
- ペンキ塗装
おすすめの理由は、日数はかなりかかることが予想されますが、業者に依頼するより断然に安く済ませれることと、特別な技術があまり必要ない事です。
技術が必要ないというのは、少し語弊があるですが時間をかけてリサーチ・設計・施工を行えば素人施工と分かりません。(それを短時間で行う業者は、やはり技術と経験を持っていますが)
否おすすめDIY
- フローリング施工
- テーブル等の家具
- クロス張り
- タイル張り
否おすすめも、確かに費用面では大きく安上がりにできますが、技術的に初めてなら難しいと思われます。コスパでいうとパフォーマンスが悪いのかもしれません。(技術があれば問題なし)
基本的には、Do it yourselfなので人件費が必要ありませんので材料費だけでDIYは出来ます。
しかし、そのDIYに必要な特別な工具や技術は殆どの方が備えていませんので、そのあたりの兼ね合いでおすすめか否かも変わります。
材料の調達
DIYで最も重要な一つ、材料の調達。
ホームセンターで豊富な品が揃っていますが、ネットの方が少し安いかな?というイメージです。
もっと言えば、町の建材屋さんに行けば更に安値かもしれません。卸売りなので行くのに勇気がいりますが。
私の場合は、工務店の知り合いが余った廃棄する材料を譲ってくれたり、建材屋を紹介してくれたりしたので、材料には殆ど困ったことはありません。
更に言うと山奥の木材屋(木こり)に行くと、ほぼ言い値みたいなところがありますので材料一つにしても費用をぐっと抑えれます。
ですので、急を要しないのであれば時間をかけて材料を探した方が良いです。意外にネット上でもアウトレット品が転がっていますし、工務店の知り合いがいるのであれば卸値で売ってくれる材料はないか聞くのも手だと思います。
材料探しの時間で、DIY熱が冷めてしまう事がありますが…
ただ、ホームセンターだけが調達の場ではないという事を知っていると、材料に拘りが出てきますので、物にも愛着がわきますし、一層DIYライフも楽しくなるので材料調達の持つ重要度と側面は大きいです。