時事 豆知識

これを読めば必要な防災グッズが分かる

2018年11月12日

防災グッズを用意されていますか?

今年は、特に災害が多く防災意識が高まった人が多くなったと思います。

実際に、防災グッズが飛ぶように売れ災害に備える人が多くなりました。

特に地震発生後しばらくは、すぐに避難できるよう、防災用品を備えたカバンが玄関先で多く見られました。

目次

ライフラインのストップに対応

災害が起きると、ライフラインの供給がストップしてしまいます。

ガス・電気・水道です。

何といっても、このライフラインが停まってしまう事が災害の困るポイントです。

2018年の場合、大阪北部地震では多くの家庭でガス・電気・水道が止まり、台風21号では停電となりました。

大阪北部地震では、水道復旧までに1日~2日。ガス復旧までに4日~7日ほどかかっていますので、生命に危険が迫るというほどではありませんでしたが、非常に不便しましたので、ライフラインの重要性を肌で感じました。

台風21号では、200万軒以上も停電が発生したそうです。

電気の復旧は、早かったところもありますが、時間を要すところもあったようです。

電気が1日ない生活なんて、考えられませんし、更に災害で不安が残る中だと余計にストレスが大きいと思います。

非常用ライフライン

今はいい時代で、ガス・電気・水道がストップしても代用できる商品が多数あります。

代用のものがあれば、しばらくは大丈夫です。あればです。

しかし、実際は持っていない人の方が多いのが現実です。

特に、一人暮らしの世帯には、それが顕著に現れるのではないでしょうか。

ライフラインがストップしても、復旧までの備えは準備しておくと良いでしょう。

ガス

  • カセットコンロ
  • ガスボンベ

水道

  • ペットボトル水
  • ウオーターサーバー(備蓄水)

電気

  • ラジオ
  • 懐中電灯
  • 乾電池
  • 携帯モバイルバッテリー

進んだライフライン防災グッズ

基本的な防災用品として上記は周知されていますが、最近では更に進んだ便利でオシャレな商品も多数あります。

特にキャンプ用品は、災害後の売上が良いようですので、キャンプ以外での評価が高まっています。

下記に、ガス・水道・電気でおすすめの商品を数点紹介します。

ガスボンベを使用するストーブ

2018年の災害以降、かなりの売上を上げているのがカセットガスストーブ。

電源不要で、ガスボンベで使用可能ですので、携帯でき災害だけではなくキャンプ時にも重宝します。

常に使うにはコストがかかりますが、ちょっと使いしたい場所なんかにはおすすめです。

この冬に、1台用意するのもありかと思います。

水は長期保存ができて持ち運べるもの

災害時では、水が何よりも重要となります。

ですので、常いかなる時でも水は備蓄しておくに越したことはありません。

それに、付随してタンクやツールキッドがあれば便利です。

普段から、ウォーターサーバーを利用していれば、水の心配は軽減できるでしょう。

電気製品は性能が上がってきています

電気製品は、循環が早い事もあり年々性能が上がってきています。

従って、性能が低いとどんどん淘汰されていく分野ですので、良い商品が多いです。

その中でも、おすすめを紹介します。

先ずは、蓄電池。

高価にはなりますが、性能は抜群とのレビューが多数で部門別でも多数の1位を獲得しています。

こちらも、キャンプ等のアウトドアに重宝し、外での作業で電源が欲しい時に便利ですね。

あらゆる場面で使えて、災害時も活躍する事間違いないでしょう。

続いても、蓄電池になりますが、ソーラー蓄電池。

上記の場合は、普段使いにも適していますが、容量に限界があります。

こちらは、より災害を意識したソーラーです。中でも、機能的で、普段使いにも便利です。

最後は、定番のラジオ。

基本は電池で使用しますが、手回し重電やソーラーにも対応で、モバイルバッテリーとして携帯の充電が可能です。

ラジオ以外にもLEDライトとモバイルバッテリーを備えた優れものです。

価格は、人気により尋常じゃないほど高騰していますが。。

セット売りも充実で、室内の景観を損なわないデザイン

最近では、防災士が監修したセットや、実際に被災された方の情報を元に作った防災セットも多く販売されています。

防災グッズは、いつ必要になるか分からないものですので、出来る限り目の届く・すぐに持ち出せる場所に置く必要があります。ですから、デザイン性のあるものが人気です。

セット売りをしてはいますが、基本1人用で組まれていますので人数分用意する事も必要です。

どのような防災セットでも、あれば十分ですが、デザイン性と質を重視するのであれば下記のものがグッドデザイン賞にも選ばれているので人気です。

どの防災セットにも言える事ですが、替えの衣服を追加で入れておくとなお良いでしょう。

もし、避難生活になると着替えに不便することがざらですので。特に下着。

最安で揃えるなら…

上記の、防災セットは手間いらずで知識がなくともある程度は揃いますし、デザイン性も兼ね備えています。

しかし、セット売りにすることによって余計に費用が掛かっている事も事実です。

ですので、個別に揃えていけばコストを抑えることもできます。

いつ使うか分からないものには、出来るだけ出費は抑えたいと思いますので。

そこで、コスパが一番良い仕入れ先はどこかというと、100均です。

地震の被害拡大防止のグッズも多く揃っていますし、(転倒防止シート・耐震シート・ガラス飛散防止シートなど)レパートリー豊富です。

救助用品・応急医薬品・生活用品・非常食・飲料・道具・工具・雨具・防寒具・レジャー等、種類も豊富で、店舗によっては防災関係をまとめてくれている店舗もありますし、防災グッズも増えてきています。

防災セットを買うと、安くても1万円を超えて、相場は2万円前後となります。

しかし、100均で用意するのであれば、3000円~5000円程度になりますので、かなりの差額が生れます。

実際に災害が起こった場合にも、自ら準備したという事で何があるのか把握していれば災害時の助けにもなりますので、100均はお勧めできます。

100均で揃えたい防災グッズ

  • ライト
  • 乾電池
  • ラジオ
  • モバイルバッテリー
  • 防犯ブザー
  • ホイッスル
  • 家庭の防災マニュアル
  • レスキューシート(アルミブランケット)
  • 使い捨てカイロ
  • レインコート
  • 緊急用ハンマー
  • アウトドアナイフ(マルチツール)
  • レジャーシート
  • サブバック
  • ライター
  • マッチ
  • ポリ袋
  • 圧縮タオル
  • 靴下
  • 肌着
  • 軍手
  • ゴム手袋
  • マスク
  • スリッパ
  • エアクッション
  • エア枕
  • アイマスク
  • 耳栓
  • 綿棒
  • 水のいらないシャンプー
  • 歯ミガキ付き歯ブラシ
  • ウェットティッシュ
  • 消毒スプレー
  • 絆創膏
  • 消毒液
  • 伸縮包帯
  • ピンセット
  • ガムテープ
  • 給水タンク
  • 非常用持ち出し袋
  • 携帯トイレ
  • 飲料
  • 非常食

まとめ

ながながと書きましたが、防災セットは十人十色。

自分がもし避難生活になった時に、困らない備えをすることが重要です。

自分が必要なものを防災セットにカスタムしていく事が必要です。

災害が起きると、公的機関もストップしてしまいます。

日本は災害国ですので、そのあたりは非常に優秀ですが大規模災害では、救援物資が届くまで72時間かかると言われます。

いつ何時に災害が起こるか分からない昨今ですので、災害の備えをすることは非常に重要です。

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