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異常事態⁉ソフトバンクの【スーパーフライデー】

2018年2月7日

ソフトバンクのスーパーフライデーが更に凄い盛り上がり?になって来ましたね。

行列待ちの暇つぶしにでも読んで頂けたら幸いです。

前回のサーティワンの時にも既に凄い行列になっていましたが、今回の吉野家は更に行列。車が渋滞になるレベルで吉野家が人で溢れていました。

という私も、これまでほぼ皆勤賞でソフトバンクの恩恵を受けている1人です。

目次

スーパーフライデーの内容は

スーパーフライデーはソフトバンクユーザーの方はご存知だと思いますが、実施月の毎週金曜日に利用出来るクーポンが配信されます。毎週そのクーポンが配信されますので、その月に4回か5回の利用が出来ます。

実施店舗はこれまで、サーティワン・吉野家・ミスタードーナツ・セブンイレブン・ファミリーマートとなっております。

詳細は以下

2016年10月  吉野家・牛丼1杯ツイッターのリツイート抽選で10万円の旅行券も当たる)

2016年11月  サーティワン・レギュラーサイズ1個

2016年12月  ミスタードーナツ・ドーナツ2個

2017年3月    ファミリーマート・ファミチキ1個(学生なら2個

2017年4月    サーティワン・レギュラーサイズ1個(学生なら2個)

2017年6月    セブンイレブンの商品対象1個選択

(ハーゲンダッツやYahoo!ポイントが当たるsuper Fridayクジも実施)

2017年8月    銀だこ・ソース味4個(学生のみ対象)

(お食事券1万円・Yahoo!ポイント1万円が当たるsuperFridayクジも実施)

2017年10月  サーティワン・レギュラーサイズ1個(学生なら2個)

2018年2月    吉野家・牛丼並(学生なら2杯)

2018年3月    サーティワン・レギュラーサイズ1個

2018年4月    サーティワン・レギュラーサイズ1個(学生のみ対象)

※25歳以下なら学生のサービス適用されます


フレッツ光より安い!【SoftBank 光】

スーパーフライデーの始まり

そもそもソフトバンクのスーパーフライデーはソフトバンクの10周年記念のサービスで2016年の10月~12月で顧客還元キャンペーンとして実施されるようになりました。

それにしても、無料でスマホユーザー全員に振舞われるのはお得すぎます。

最初の頃からクーポンを利用していましが、2016年では並ぶほど人が集まっていませんでした。

それが去年のサーティワンでは当日にアイスが貰えなくなって、引換券で後日の提供となる程に人が集まるようになりました。近隣から苦情が出た模様です。

先週の2月2日の吉野家は1時間待ちで、車も大渋滞です。今週はサーティワンと同じように吉野家でも引換券になり、車での来店自粛、ドライブスルーの休止、販売項目と限定される事が決定しました。

このサービスはやり過ぎじゃないかと心配に…

実際に2016年から断続的に続くこのイベント。もうイベントと言っていいレベルにまで浸透しましたが、皆さんも疑問に思っているでしょうお金の面

吉野家なら牛丼が今は380円。学生と25歳以下なら、2杯も貰えます。

ソフトバンクのユーザー数は現在のところ、docomoとauに押されて3位となっていますが、それでも4000万件弱のユーザーがいます。

ガラケーと法人契約は対象外なので、ざっくりネットで調べてみると、ガラケー割合は2割と法人契約は2割。

ガラケーと法人契約が被っている事も多いと思いますが、ざっくり2500万人が対象です。

このスマホユーザーが全員金曜日にクーポン利用したら、吉野家の場合は…

380×25000000=9500000000

95億円です。

これは1週間なので、1ヶ月にすると400億円弱

ざっくり計算し過ぎましたが、半分でも200億円。その半分でも100億円

最初の実施から比べて確実に利用客は増えています。

2017年9月時点で、クーポン利用が4100万人を突破したと公式でありましたので、単価300円で計算すると、

300×41000000=1230000000

123億円

クーポン利用は加速してますので、おそらく200億は軽く超えているでしょう。

これは、もちろんソフトバンク負担。ソフトバンクが同じ定価で負担しているかは分からないですが。広告宣伝費扱いになるのでしょうか。

なぜ、このようなキャンペーンをするか

これは、ケータイ業界がかなり儲かる業界だという他にないでしょう。

携帯会社はどれだけ儲かる

docomoでも、2016年に1100億円を還元する動きで、ポイント還元や割引などを大規模にしていました。

auでも、3の付く日の三太郎の日もあります。

ソフトバンクだけがキャンペーンをしているわけではなく、ケータイ業界全体が挙って実施しています。

CMを見ていてもケータイ業界の競争は激しいですね。

数年前は各社で割引戦争のような状態になり、還元が50万円(1契約)という張り紙もケータイショップで見かける程でした。有り難い限りですが意味不明ですね。それでも、儲かるから出来るのでしょう。

そこに、端末代金の価格破壊が起きるとし総務省が待ったをかけて、値引き制限。

まさかの値上げ指導を行う事になりました。

となると、各社とも利用料金を下げても利益が出るのに値上げしたら、更に利益が出ます。

ケータイは現代人の必需品ですので、高くなろうが契約数はそこまで落ちません。

その顧客獲得競争の流れで、各社共に顧客満足度を上げる為に今日のキャンペーンが出来ているのだと思います。


SoftBank携帯・スマホ

スーパーフライデーで儲かる

吉野家やサーティワンなど、実際にクーポンを使える店はかなり潤う事でしょう。

サーティワンは、殆ど閑散期での実施です。寒い中なのにアイスを求めて並んでいるのは、異様光景です。本来はその時期に見込めない増客は企業としては嬉しい限りです。

中でサーティワンの社員が、ホクホクした顔で出迎えてくれたのが印象的です。

先日の吉野家は本当に面白かった。

1時間待ちでしたが、店の外の行列から店内に入りそこからまた待ち時間が続いたのですが、その待ち時間中に店員さんを観察すると…

社員の方?はずっとニヤニヤしていて、アルバイトの方?は表情がありませんでしたw

確かにアルバイトの方にしてみると、割に合わない仕事量となってしまいますので考えものです。

企業としてはかなり、ソフトバンクのキャンペーンの恩恵を受けている事でしょう。

その他にも、ここまで盛り上がると近隣住民の苦情や、渋滞などの問題が心配です。

既に警備員を立たせている店舗が多いですが、あまり溢れ過ぎるとキャンペーン打ち切りになりそうです。

それにしても、ソフトバンクの対象店のチョイスも素晴らしい。元気になって欲しい企業を選んでいますので、これが起爆剤となり盛り返して行って欲しいですね。



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