トランプ政権が発足して久しくなりました。
選挙戦では、順当に政治経験豊富なヒラリーの女性大統領が誕生するのかと思いきや、トランプがまさかの当選。
その後メディアでは、トランプが当選すると予測していた人たちがもてはやされました。
それほどに、大番狂わせだったのだと思います。
不動産王であるスーパービジネスマンのトランプ政権はこの1年どうであったのか振り返りたいと思います。
目次
側近たちの離職・解任
この1年で、トランプの側近たちは約30%以上離職、解任したと言います。
側近はもちろん政治経験者もおりますが民間からも登用しておりますので、政治未経験のトランプは政治というよりビジネスの視点から人事を行いマッチしなかったのだと考えられます。
大統領補佐官、大統領首席補佐官など多くが離職・解任しています。
この30%以上という数字は、歴代政権と比較しても極端に多い事が言えます。
1年目の離職・解任という事は、多くの政策等の物事が中断せざるをえないことを招きましたので、このトランプ陣営を支える人材の安定がまずは先決であります。
まだ不安定な政権であることが、この1年で感じられ混乱したままの政権だという印象を多くが受けているのではないでしょうか。
トランプと言えばビジネスと支持率の低さ
トランプと言えば、やはりビジネスマンとしての手腕は確かなものがあると思います。
企業の税制緩和で賃料を引き上げたり、すでに一定の成果はあります。
外交においても、日本に対し麻生太郎にラブコールを送ったりしています。麻生太郎は財務大臣ですので、外交において経済面を重視する姿勢にも見受けられます。
麻生太郎は御幣の多い政治家で知られますが、お金の話をさせるとピカイチです。政治・経済の話などあまり詳しくなくても分かりやすい内容で話します。
話を戻しまして、トランプ政権の特徴の一つと言えば、何より支持率の低さ。
支持率の低さは歴代大統領をと比べても低いことが分かります。スタート直後の支持率が50%を下回るなんて逆にすごいです。
これからどう巻き返していくのか、はたまた更に低下が加速していくのかも見どころの一つです。
ただ、ニュース・報道を見ていてもトランプを目にする機会は多いです。良くも悪くも日本メディアからも注目され、そしてトランプ自体も精力的に行動を起こしていることはバイタリティの高さがうかがえます。
強烈な個性がどこまで政治で通用するのか、各国も注目しているのではないでしょうか。
まとめ
個人的にはトランプは好きです。政治的に好きかどうかは別ですが、私は一種エンターテイナーのような視点から見ています。
1国の長がエンターテイナーとして見られることはいかがなものかと思いますが、ツイッターの更新率や、ユーモアセンスの高さ。
先日の政権発足からの1年の日は、全米各地でデモが起こりました。
私のような小心者が批判の的になると、精神を病んでしまいますがトランプはツイッターで
「今日は絶好のデモ日和だ」などと余裕の対応。
この、精神面の強さも選挙で勝ち切った要因となったことは間違いありません。
今後のトランプ政権。どこまで強烈な個性と強気な姿勢が国民から支持されるのか、支持率を見ることがこんなにも楽しみな大統領は初めてです。