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【床リフォーム】張り替えるならパンチカーペットも選択肢

2020年4月23日

パンチカーペットを皆さんご存知でしょうか?

以前の投稿でもご紹介したパンチカーペットですが、優良なリフォームの材料ですので改めてご紹介します。

目次

パンチカーペットとは

パンチカーペットとは、繊維を針で刺して絡み合わせた不織布のカーペットのことです。

原料はポリプロピレンで、それを針を使って解けないよう絡ませているだけで、簡単に言えば、低原価の大量生産品です。

大きな特徴は価格が何よりも安いというところにあります。

また解れにくいという特徴から、多様なDIYに活用されています。

用途は多様

パンチカーペットは様々な用途で利用されています。

安価で消耗品扱いできるので、床がコンクリートのイベント・展示会のブースや演劇等の舞台、ロールで数十m単位で材料があるので、イベント会場やホールの動線・廊下・階段など、多くの場面で利用されています。

エレベーターの壁面などに利用されている事も多いです。

店舗はもちろん、住宅用の商品も多くあります。

機能や種類も多様

原料がポリプロピレンで製造も単純なので、種類も多くあります。

薄手のものから厚手のものまでありますし、様々な機能も付随された商品も多いです。

  • 吸着加工
  • 裏面ラバー加工
  • 防音機能
  • 防炎機能
  • 抗菌機能
  • パイル加工

それぞれ、用途に適した加工や機能の付与が出来るのが、パンチカーペットの魅力です。

スタジオなら防音・遮音機能。施設なら防炎機能。病院なら抗菌機能。

そして、住宅ならパイル加工で肌触りを良く仕上げます。

住宅リフォームならこのパイル加工がメインになってくるでしょう。

メリット・デメリット

メリットは、通常のカーペットと同様のメリットを持ちつつ、かなり安いと言ところです。

クッションフロアの台頭で、パイル加工を選ぶと価格は並んでしまいますが、カーペットなので、色のバリュエーションが豊富ですし防音性など機能面は優れています

デメリットは通常のカーペット同様に、フローリングに比べて髪の毛やホコリが目立たない分、気が付かないうちに汚れを溜め込んでいる事や、ダニが発生しやすいので念入りに掃除機をかける必要がある事。

繊維なので、動線は多少剥げてしまう事もある。

施工方法は

施工方法は、二通りあります。

  • 接着剤で床に張り付ける
  • 両面テープで張り付ける

この二通りですが、私は両面テープで張り付けるのをおススメします。

ですが、専用両面テープは少々費用が付きます。

消耗品という事を前提としている訳ではありませんが、原状回復できるメリットがあります。

更に、両面テープは接着剤に比べ施工しやすく、もはや工作レベルの簡単さです。

パンチカーペット自体、ハサミやカッターで切れますので、施工について心配する事は特にないでしょう。

私は和室に張りましたが、なんの問題もなく、むしろ畳のクッションで更に良いのでは?と思うほど評価高いです。

下の写真が元畳の部屋です。継ぎ目も段差もないです。

まとめ

パンチカーペットはチープだと思われがちですが、選ぶ商品によっては機能的にも価格的にもコスパは最高峰です。

実際、ホームセンターに行くと切り売りで必ずと言っていい程、パイル加工のパンチカーペットが置いています。

実際に施工して、全然チープには感じませんし数年経過しましたが、子供部屋で荒く扱われいても劣化も汚れも目立ってませんので、消耗品というにはもったいないレベルの材料です。

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