自己啓発

漫画は自己啓発

2018年3月6日

日本漫画はもはや、海外に誇る日本文化と言っても過言ではありません。

日本の代表作であるDRAGON BALLやONE PIECEは海外でも親しまれていますし、逆に海外から日本に入ってくるX-MENなどのアメコミも日本人に親しまれています。

発行部数も億単位を超える漫画も、多く存在します。

今や電子書籍化が進むので、発行部数は重要ではありませんが、漫画産業も近現代で大きく発展してきましたので、まだまだ伸び続けるでしょう。

これだけ、多くの人に読まれているのですから立派な文学と呼べる代物です。

ちなみに、世界で最も発行部数が多い出版物は聖書です。4000億部オーバーという推定

なので途方も無い数字ですが、聖書も一種の自己啓発本と言えると思います。

目次

日本漫画の始まりから発展

日本漫画の発祥は江戸時代です。

気の向くままに漫然と書いた画という意味が漫画にはあり、いわば随筆と同じです。

日本の漫画の歴史を振り返ると、葛飾北斎にいきあたります。

葛飾北斎の風景画や風刺画などの作品は、ご承知の通り国内外問わず、高い評価を得ています。

漫画としてはスケッチ画が北斎漫画として有名ですね。

そして、漫画だけに言える事ではありませんが、日本文学の発展には日本語の特徴が大きく関係します

日本語は、表現力が非常に豊かであり、読み手によって顔を変えます。

俳句なども、情景を思い浮かべる事を楽しみますが、一句であっても思い浮かべる情景は十人十色。

代名詞の一人称や、擬音語や擬態語などのバリュエーションも豊富で、言葉の使い方1つで人物像も出来上がります

このような日本語の言葉の妙技と、日本人の繊細な作画センスとが混じり合って今日の漫画大国日本へと発展してきました。

視点を変えるだけで自己啓発の出来る漫画

自己啓発本が流行している現在では、漫画で読む自己啓発本もあります。

活字離れが進んでいる為、漫画でなら読むという人も少なからずいそうです。

経営者のサクセスストーリーを漫画にしているものも、ネット広告でよく見かけますが立派な自己啓発本です。

私の場合はスポーツをしていましたが、心が折れそうな時にその競技の漫画を見て気持ちを高めていた事もあります。

高校進学の際は、野球推薦を頂いていましたが、漫画の影響でバスケットボールを始めました。

おそらく、このバスケットボール漫画でバスケットボールを始めた人はかなり多いはずです。

こういった、自分自身の意欲を高める事や、進路を決定づける事にも漫画が影響している事は疑いようがありません。

ビジネスや道徳観の教科書としても、活用さらる事もある程です。

ONE PIECEのテーマも、勝利・仲間・夢といった、漫画が娯楽の範疇を超えて人間の成長を促す力を持つと感じています。

確かに、子供教育の上で問題視される作品もある事は否めませんが、子供教育に必要な道徳や教養を培える作品も多くあります

特に、宗教などに馴染みのない現在の子供達には必要な事だと思います。

漫画から、様々な専門知識や語彙力を得る事も可能ですし、新たな価値観や精神的な成長を促す事も出来ます。

一概に、単なる娯楽とは言えないのが現代漫画の凄いところでもあります。

個人的に最近はキングダムという、中国の秦王朝誕生までの漫画にハマっていますが、これも中学生の頃に世界史で習った秦の始皇帝の歴史勉強の深掘りも出来ているといえば出来ています。

漫画なので、脚色があり歴史そのままという訳ではないので、ネットで史実と照らし合わせたりしますが、これはこれで勉強になります。

日本史の授業なんかは、全て漫画と表にしてしまえば分かりやすいので、偏差値の底上げになると思うのですが、弊害もありますかね。

しかし、どんな漫画や書籍でも読み手が自己啓発する意欲を持つか持たないかで、頭に入る内容や感じ方も大きく違ってくる事は確かです。

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