新型コロナウイルスの感染拡大は、経済に大きな影響を及ぼしました。
そこで、政府主体の大型企画「Go To Travelキャンペーン」が行われる事になりました。
予算は総額1兆6794億円の計上されています。(総額というのは、Go To企画は4つに分けられており、トラベル・Eat・Event・商店街のすべての業界が対象でその支援総額)
大きな打撃を受けた観光業を支援する事を目的とし、観光業の需要拡大を目指す企画です。
目次
「Go To Travelキャンペーン」の概要は
まず、この企画自体とんでもない企画だとは思いますが、経済を動かすという方向性としては非常に面白い企画だと思います。
経済を回すという意味では、かなりの効果が見込めるのではないでしょうか。
特別定額給付金では、事業費約12兆8800億円を計上しましたが、今回はその額に次ぐ1兆円越えの企画です。しかもサラッと発表。
概要は以下から確認できます。
観光庁 https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001351403.pdf
国土交通省 https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001339698.pdf
ホテル宿泊は35%割引
旅行業者等経由で、期間中の旅行商品を購入した代金の1/2相当分のクーポン等(宿泊割引・クーポン等に加え、地域産品・飲食・施設などの利用クーポン等を含む)を付与(最大1人あたり2万円分/泊)となっています。
上記は国土交通省より引用ですが、ホテル宿泊の場合の内訳はホテル35%割引で、地域共通クーポンが15%付与となっており、割引とクーポン付与合計で実質50%となります。
2020年7月22日からのホテル・旅館宿泊が、最大35%分が割引されます。
旅行代金の15%分として付与される予定だった地域共通クーポンは2020年9月1日より始まる予定となります。
ポイントをまとめると
- 7月22日宿泊分より開始(終了は2021年以降未定、予算が無くなり次第終了)
- 国内旅行を対象に旅行代金の半額相当を支援(ホテル宿泊の場合8月末まで35%)
- 回数制限なし
- 日帰り旅行も対象
- 1泊最大2万円までの割引・付与(ホテル宿泊の場合35%割引)
予約サイト「一休」経由ならホテル宿泊40%割引
国内旅行・ホテル・旅館の宿泊予約サイト一休では、今回の「Go To Travelキャンペーン」に加え、予約時に一休ポイントが5%自動付与・還元され併せて40%割引で宿泊できます。
詳しくは以下の一休サイトにコスパ表など記載があります。
一休 https://www.ikyu.com/special/01/goto/
一番コスパの良い価格は1人宿泊で40000円のお部屋で、2人なら80000円のお部屋です。
オフピークで東京以外なら、殆どのラグジュアリーホテルでもスイートも泊まれる価格ですね。
以下のリンクで一休経由のスイートルームが検索できます。
更にコスパ重視でお得に泊まれるタイムセールもあります。
更にお得に利用するなら
「Go To Travelキャンペーン」を最大限に利用するなら、旅行会社のセットプランやホテル内での宿泊プランを選ぶのが良いです。(但し1人4万円までで)
まず旅行会社のプラン自体が、単体で宿泊費や交通費を支払うよりも旅行会社のプランの方が宿泊費や交通費などお得になっている事が多い事もあります。
例えば、宿泊費30000円で交通費10000円の旅行に行くとします。すると、宿泊費は「Go To Travelキャンペーン」の適用で35%割引になりますが、交通費はその対象になりません。
しかし、同じ内容で旅行会社の宿泊費と交通費が付いているプランにすることで交通費を含めた全体が35%割引の対象になります。
- 宿泊費30000円(35%割引)+交通費10000円=29500円(+クーポン付与5500円)
- 旅行会社(宿泊費+交通費)40000円(35%割引)=26000円(+クーポン付与6000円)
つまり、旅行会社のプランであれば、3500円安く旅行に行けますしクーポン付与も500円分多くありますので、実質4000円の差額が生まれます。
ホテル宿泊の場合も同じ理屈で、ホテル宿泊のプランには食事つきプランやエステプランナなど用意されている事が多いので、宿泊+食事といった申込にすると、割引の対象になりますのでよりお得に活用することが出来ます。
まとめ
こんなお得な状況は今後もなかなか無いと思われます。
コロナのお陰というのもなんですが、国を挙げてこの国難を乗り越えようとしていますので、後ろめたい気持ちなんて持つ必要はありません。
むしろ経済の活性化の為に積極的に活用していくべきだと思います。
もちろん、ソーシャルディスタンスなど出来る限りの対策はするべきですが。
因みに、当ブログでもホテルレビューしてますので、のぞいてみてください。