時事

コロナウイルス対策での政府の失態と評価ポイント

2020年4月30日

目次

政府対応の評価ポイント

学校休校

コロナウイルス対策で、全てが後手後手の回った政府の対応ですが、学校の急行決定だけは早い段階で実施されたと感じます。

春休み直前に休校となったのは、私の子供も小学生で当事者だったので驚きましたが、今となっては正しい判断だったと思います。

子供が家にいるという事で、多くの人が仕事に支障も出ているようですが、国としても小学校等の臨時休業に対応する保護者支援子育て世帯への臨時特別給付金(児童手当)といった、コロナウイルス対策で生活に支障が出た分に関しては給付金で対応します。

すべての人にとって、良かったとは言えない決定でしたが、子供にも感染が確認され、インフルエンザのように学校単位でクラスターが発生したら、それこそ医療崩壊だけでは済まない問題へと発展しかねないです。

オリンピック延期

オリンピックはこの状況から出来るはずもないのですが、コロナ拡大の早い段階で延期という決定を下せたのは英断です。

そもそも、こういった国際的な祭典は流行病など何もない状況下でも感染症等に対しシビアなものです。

こうした、延期決定は政府だけによるものではなく、IOCや五輪組織委員会、そして内閣で可否が決定されているのです。

オリンピック延期となり影響が出そうな所へ、国が温情として対応してくれればなお良いのですが、流石にそこまでは手が回らないのが実情です。

経費負担

緊急経済対策に盛り込まれた現金給付について、収入減少の世帯対象に、1世帯当たり30万円を支給する措置を予定していました。

しかしこの支給対象範囲が批判となり、これに替わり、さらに給付対象を拡大した措置として、緊急事態宣言により、外出自粛をはじめ、さまざまな行動が制約されることで全国すべての国民を対象として、一律1人あたり10万円の給付を行うという形で落ち着きました。

当初は消費税率を下げる等、様々な意見もありましたが、政府より臨時給付金も各種用意され、財務大臣からもコロナウイルスの影響で国民にお願いする要請がある事で減少する収入を、政府の経費で賄うと明言する事で、一定の評価を得られています。

まとめ

日本では感染者が増加し続けていますが、それでもアメリカやヨーロッパに比べまだましな方です。

それは、国民の衛生管理と危機管理の高さからです。

日本人の繊細な感覚がこうした感染症においても、敏感に反応しているのだと思います。

このコロナウイルスを早く終息させるためにも、日本が元気になるためにも、政府には国民が納得・安心できる対応をお願いしたいです。

コロナウイルス騒動が起きて、政府に対する批判の声が溢れかえりました。

ですが、政府のお陰で助かっている部分も多くあるのではないでしょうか。

今だからこそ元気になれるネタ・話題が欲しいのに、メディアはその逆を行ってしまいます。

こういう時だからこそ、one teamとなって応援したり助け合いたいものです。

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