コロナウイルス対策での政府の失態と評価ポイント

時事
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コロナウイルスの対応に追われる政府。

緊急事態宣言が出された今となっては、政府の対応は二次災害をどのような形で落ち着けるかという段階に入ったと思います。

コロナウイルスがここまで拡大するまで、政府は批判の声に晒される場面も少なくなかったですが、どのような失態があったのか、また、評価できるポイントはどこか振り返りたいと思います。

政府の失態

ダイアモンド・プリンセス

横浜で停泊したクルーズ船のダイアモンド・プリンセスが、今思えばコロナ騒動の始まりでした。(すべての感染がここからという訳ではありませんが)

このダイアモンド・プリンセスに対する措置がかえってクラスターを引き起こし、問題を大きくさせてしまったという専門家も少なくありません。

日本のみならず、世界でもこの日本の対応は批判の的になっていました。

新たな感染症の不安を国民に抱かせたくないという思いも理解できなくはないが、事態を大きく見せたくないという思惑が、水際対策の失敗要因であることは明白です。

まさに、今の政治の隠ぺい体質が表に出たと言えます。

確かに、3700名もの乗客をそのまま野放しにしてはパニックになる事は間違いなく、収容できる施設がないという事は理解できなくもないが、国が本気を出してアメリカのように下船後そのまま仮設施設に収容できれば、億円、兆円の給付が必要なかったかもしれません。

しかし、与党だけの責任ではなくその間、野党も「桜を見る会」というなんの生産性のない議題を国会に持ち込んでいるので、そちらも大問題です。

たら・ればですが、国を代表する人の集まり。リスクマネジメントは最重要でしょう。

アベノマスク

世帯ごとに布マスクを配布するという政府の決定が、見切り発車で発せられたのにも驚いたが、その枚数も2枚という所も疑問しかない。

日本の人口は1億2000万人。対して世帯数は5000万世帯。ん?つまりマスクの配布は1億枚?人口に届かない枚数。

赤ちゃん子供はしないかもしれないが、アバウトなばらまきです。

管官房長官によると布マスクを20回洗えば20億回使えるという事ですが、疑問は経費面。

経費は466億です。管官房長官は布マスクの原価200円と明らかにしましたが、計算すると…

200円×2枚+郵送代80円=480円

480円×5000万世帯=240億円 466億-240億=226億円

226億円はどこに。。。

経費も多少あるでしょうが、単純に計算して明らかに水増しされている数字です。

しかも蓋をあければ、厚生労働省は4月21日に配布する布マスクに関し、計90億9000万円の契約で3社から調達したと明らかにしました。

466億円-90億9000万円=375億1000万円

375億1000万円の経費はどこに行くのでしょう。

利権がらみの忖度の匂いがプンプンします。

因みに、アイリスオーヤマは10億円を投じて稼働させるマスク工場では月6000万枚の製造量を見込んでいます。

緊急事態宣言の遅さ

世界の先進国が先に緊急事態宣言を出す中、日本はしばらく様子をうかがう態勢でした。

そもそも、これが呑気過ぎたのだとは思いますが、政府の危機意識の低さと初動の遅さが今日の大きな騒動に繋がっています。

アメリカやフランスが矢継ぎ早に大きな施策を打ち出す一方で、日本ではマスクの配布…

これでは、弱すぎます。

しかし、安倍政権としても「緊急事態宣言」は苦肉の策です。

それはアベノミクスが背景にあったのではないでしょうか。

「緊急事態宣言」を出せば、これまで進めてきたアベノミクスが無に帰してしまいGDPは落ち込むのが見えています。

そうした背景もあり、慎重に進めると言葉を濁し、批判を受け流していましたが様々な忖度が裏では働いていたのでしょう。

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