震災・水害・そして災害レベルの暑さが続いています。
そんな災害続きの中、台風12号が東日本・西日本とどちらも直撃すると予想されています。
そもそも、12号発生時の予報では東日本のみの上陸だったのですが、東西の高気圧の影響でブーメラン型のような台風の進路予想となり、今週末の土日に暴風雨となる予報となりました。
大阪北部と、西日本は震災と豪雨による大規模災害の復旧もままならないので、2次災害には気をつけたいです。
特に高槻市・茨木市などは多くの家屋がブルーシートのままなので、ブルーシートが飛んでいかないかが心配なところです。
今回の台風は、珍しい進路を辿っているとの事ですが、2016年にも類似の進路の台風がありました。
多くの死者・行方不明者・負傷者がでた2016年の台風ですが、経験は対策をとる為の強みになります。
しっかりとした対策で、台風12号の被害を最小に抑えることが重要です。
対策は?
台風は、南の海上から北上して日本にやってきます。
ですので、地震のように突発的に起きるのではなく、発生から日本に上陸するまで時間は数日ありますので事前に備えは出来ます。
日本気象協会からも台風に備えた対策が出されていますので、共有したいと思います。
まずは、非常用品について
- 懐中電灯
- 着替え・タオル
- ライター・マッチ
- 救急薬品
- 携帯ラジオ
- 貴重品
- 非常食
- 水
と言ったところです。
更には、
- 側溝や排水溝の掃除
- 屋根・塀・壁などの点検
- 庭の木などは支柱で補強
- 浸水対策の為、高価な家電は2階に移動。ショートしないようコンセントを抜く
- ライフライン断絶に備える(風呂に水を貯めておくなど)
- 雨戸・カーテンを閉めておく(窓にテープを張っておくと補強に)
上記のような、家屋の状態も確認が必要です。
私は大阪北部地震の際、この家のメンテナンスの重要性を強く感じました。
普段から、気を使っている家屋についてはやはり被害が少なかったように感じますので。
あくまで体感にすぎませんが
次に情報については
- ハザードマップの確認
- 避難所の確認
- 近隣の建物・道路の確認
- 近所の方との協力・コミュニケーション
- 最新の台風情報・避難情報の確認
- 家族で連絡方法などの共有と統一事項を決める
といったところですが、この情報による判断で生死を分ける事が実際にあります。
迅速かつ慎重な対応が必要です。判断できない時には、周囲に判断を委ねることも良いでしょう。
悩んでいるうちに逃げ場を失う事もありますので。
次に台風接近で避けなければならない事
- 用水路や川の見回り
- 海岸の見回り
- 屋外の作業
- 外出は極力控える
ニュースを見ていても台風や大雨の度に毎回と言っていいほど、用水路や川を見に行って戻ってこないと言う人が後を絶ちません。
どれだけ言われていても、男性は特に興味本位で行ってしまいがちなのでこれは避けてもらいたい。
以上が日本気象協会から出ている対策ですが、なかなか実感がわかない事もありますので知っていても無視してしまいがちです。
しかし、連日の災害情報を見ていると今までになかった事も起こる自然災害です。
準備だけはしっかりとしていても良いのではないでしょうか。
怠った為に被害が甚大になってしまっては後悔が残ります。
後悔先に立たず。行動しない後悔は大きいようにも感じます。