豆知識

お葬式・お通夜での言葉選び

2019年1月11日

私は、家柄上親戚付合いや家族ぐるみでのお付合いが多いので、お葬式やお通夜に参列する事が多くあります。

この冬の季節になると、特に多くなったりもします。

そこで、毎回親族に対しての会話には失礼がないように気を使いますので、少し言葉選びをまとめました。

目次

言葉選び

言葉選びは、遺族を気遣う一言を選びましょう。

  • このたびはご愁傷様です
  • お悔やみ申し上げます

上記は少しかしこまった雰囲気ですね

間柄関係なく、上記はテンプレートのような言葉で間違いありませんが、

より近しい関係であれば、以下の方がしっくりくるかもしれません

  • 寂しくなりますね
  • 突然の事で大変でしたね
  • お手伝いできることがあれば言って下さい

など、遺族は身内を亡くして心身ともに疲弊している事が多いので、相手を気遣う言葉をかけてあげましょう。

そもそも「ご愁傷様」という言葉は、単に「残念でした」という意味に思われるかもしれませんが、相手を気遣う意味を含みますので、丁寧な言葉づかいで1番スマートなのかもしれません。

また、遺族はお葬式・お通夜の時はかなりハードスケジュールとなりますので、状況にもよりますが、挨拶は手短に済ませてあげることも気遣いの一つでしょう。

NGワード

NGワードに、「忌み言葉」というものがあります。

同じ言葉を重ねたものや、連続する事を意味する言葉は避けましょう。

  • 重ね重ね
  • かえすがえす
  • またまた
  • たびたび
  • くれぐれも
  • 次々
  • 続く
  • 追って
  • 再三
  • 再び

また、お葬式・お通夜は宗教的な式になりますので、宗教違いの言葉も気を使いましょう。

「ご冥福をお祈りいたします」は仏教用語。神式やキリスト式ではふさわしくないでしょう。

また、仏教であっても宗派によっては冥土の概念がない宗派もあります。

供養や成仏なども、その類になります。

しかしながら、最近ではそこまで神経質になる人も多くはいませんし、あまり言葉選びに神経質になっては、話せなくなってしまいます。

失礼がないように、良識があれば問題ありません。

遺族も、多くの人を相手にしていますので、言葉を確認している暇なんてないはずです。

また、「死ぬ」や「生きる」といった言葉もNG。

「亡くなる」や「生前」という言葉に言い換えましょう。

まとめ

お葬式・お葬式は大朴かに執り行われます。

場を弁える、行動や言葉遣いは必要です。雰囲気によっては難しい事も中にはあるかもしれませんが、個人を偲び、遺族を気遣う事が重要です。

白い歯を見せて笑う事は、失礼にあたると親に言われたことがあります。

笑う場面があっても微笑む程度に。

裏技としては、遺族に対して挨拶・黙礼と言われた言葉に返事をしていれば、そうそう失礼な事にはなりません。

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