仮想通貨

仮想通貨で成功する為に危険性とリスクを知る

2018年3月4日

仮想通貨の危険性、リスクを知ることで成功する可能性は高まると考えられます。

仮想通貨は依然として、危険なものとして扱われる事もあります。

お金が絡む事と、現段階では投機的ギャンブル要素も否定出来ない事も事実ですが、仮想通貨で成功する人は仮想通貨の危険性も充分な理解があると思います。

基本知識や心得が資産を守り、リターンを得る事に繋がると思いますので、仮想通貨が危険と言われる所以を紹介します。

目次

投資ではなく投機と批判される

仮想通貨は投資ではなく、投機と言われています。そして、あたかも投機が悪いような書き方をしている事が多く見受けられます。

そもそも投資と投機は何が違うかと言うと、明確な違いは無いと考えられます。

中長期保有が投資であり、短期保有が投機と言われる事もありますが、言葉の意味を考えると資本に投じるか、機会に投じるかの言葉遊びで、行動としては同じ事です。

この理論から言うと、デイトレーダーは投機で間違いないですが、デイトレーダーは批判の的にならずに仮想通貨で投機すると批判の的になる不思議ですね。

なぜ仮想通貨投機が批判されるのかと言うと、デイトレにも言えますがリスクが高いとされているからです。また、今回の仮想通貨の場合は高騰していた事による狂喜投機とも言われ知識やリスク理解の乏しい人までもが投機に走る傾向の為に、ギャンブル性が高まり健全な投資・投機から逸脱している事が考えられます。

レバレッジや借金をしてまで投機する事はリスクを侵しすぎであり、健全とは言えません。あくまで、余剰金投資・投機が良いでしょう。

つまり、自己責任であり投機だと言う事の理解とリスクマネジメントが出来ているのであれば、投機が悪いというわけでは決してありません

詐欺やハッキング被害と取引所の破綻

先日のコインチェックの盗難事件のように、ハッキング被害が起こります。

国家をあげてサイバー攻撃を仕掛けてくる事もあります。

何より、仮想通貨がまだ知名度が低かった頃に、マウントゴックスの盗難事件が発生した事が、仮想通貨は怪しいというイメージを定着させた事が、仮想通貨の成長を阻害しました。

このイメージも2017年でかなり改善されたと思われた矢先に、コインチェックの盗難事件です。

取引所によっては補償がある所もありますが、盗難された資産は戻って来ない事が基本となりますので、その事を理解し自己資産は自分で守る事をお勧めします。

ウォレットで自己管理することで、セルフゴックスがない限り、盗難リスクはかなり抑えられます。

仮想通貨の1番の問題が、この盗難と言っても過言ではないでしょう。

反面で盗まれるから危険ではなく、価値があるからこそ盗まれるという事も言えるのではないでしょうか。

盗まれる対象は、現金や宝石などでも同じ事ですので。

そして、ICOなど資金調達の機会を利用した詐欺もあります。つまり、未公開通貨の購入するも、取引所にリリースされる事なく現金を持ち逃げされるケースです。

ICOは大きな利益を獲得する可能性を秘めていますが、こういった詐欺やリリース前破綻もあり得る事を知っておく必要あります。

破格な高騰と下落

仮想通貨といえば、破壊的なボラティリティ。このボラティリティが大きい事により、少額投資でも億り人が誕生する事があります。

しかし、その反面大きく下落するという事もあります

ビットコインでいえば、220万円まで高騰した後に1ヶ月ほどで60万円台まで下落しました。

高騰する事ばかり考えらがちですが、下落する事も計算に入れて、なにより自己責任で投資する事が大切です。

なにが、そのようなボラティリティを生み出しているのかと考えると、群集心理にあると感じます。

先程と重複しますが、投機的であるからこそ株やFXよりも手軽に売り買いが出来ます。

短スパンで大きな変動がある事を魅力に感じる方も多い為に、さらにボラティリティは大きくなる環境にあると思います。

さらには、様々な情報がネット上でも見る事が出来るので、価格変動という答えと照らし合わせ、様々な誘導(ポジショントーク等)がある事も理解しておかなければなりません

ボラティリティが大きいと、判断も揺らぎやすいですが、自身のスタイルを確立する事も必要となります。

税金が支払えない

今の時期、税金はホットな話題と言えますが、本ブログでも何度も繰り返し投稿しているように、仮想通貨は稼げば稼ぐほど税率は上がります。

最大で50%を超えてしまいます

注意しなければならない事は利益の確定、利確です。

この利確で税金が発生します。

現金に換えて税金を差し引いた分を使うには問題ありませんが、通貨同士での売買は要注意です。

例えば、ビットコインで他のアルトコインを買う場合。

もし、ビットコイン複数枚を10万円で買い高騰し1000万円になったとします。

その1000万円分で、アルトコインを購入します。この時点で利確された事になりますので、1000万円分の税金である約400万円を支払う義務が発生します。

その後、1000円で購入したアルトコインが暴落し200万円まで下がった場合。

支払わなければならない金額は400万円ですが、手元には残ったアルトコイン200万円しかないので、400-200=200万円の赤字となってしまいます。

10万円で運用し残った金額は200万円ある筈ですが、利確によって400万円課税義務が発生する為に高騰に乗れたにもかかわらず、赤字運用となってしまうのです。

こうした事から、仮想通貨を取引する際は税金に敏感でなければなりません

税金は支払わなければ、延滞課税もありますので絶対に放置しないで下さい。

この事から、利確するのであれば現金にする事が無難であり、新たに購入したい通貨がある場合は日本円から購入する事がお勧めです。

まとめ

仮想通貨は怪しい、危険というイメージが未だに残り続けていますが、技術や価値はどんどん高まっています

仮想通貨を取引するうえで、しっかりとリスクマネジメントをとらなければならない事は確かに間違いではありませんが、怪しい、危険というイメージだけで中身を知らない事は、もったいない限りだと個人的には感じてしまいます。

取引をするかしないかは、個人の判断ですが知る事は危険でもリスクでもなんでもありません

知れば印象が変わる事もあります。

苦手なタイプと感じていた人も、いざ話してみると仲良くなったりするものです

また、取引を行う上でもよく言われるように自己責任と余剰金でという事が大切です。

投資とは、自身を豊かにしなければ価値はありません

投資する事によって、チャートに過剰になり過ぎるあまり弊害を起こす人もいるようです

自身の考えを持った上で、周りに惑わされない事も時には必要です。

日頃働いたお給料で運用する人が多いわけなので、もちろん資産を増やす事が目的ではありますが、成功の為には楽しむという事も忘れてはならない要素の1つです。

仮想通貨を始めるなら複数の取引所に登録することが必須

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