リッツカールトン京都のラウンジ&バー「ラ・ロカンダ」についてご紹介します。
ラ・ロカンダはイタリアン・フレンチレストランです。
明治時代に建てられた藤田財閥の創始者、藤田伝三郎の京都別邸だった「夷川邸」をレストランフロア内にそのまま移築している事でも知られ、相まって和と洋の融合したモダン&エレガントな空間となっております。
リッツカールトン京都内のレストランですので、ホテル内に到着するとレストランまで案内していただけます。
京都というだけあって、ホテル内にはお着物のお客様がちらほらおられます。
ラ・ロカンダのドレスコードは「カジュアルエレガンス」ですので、浮かない服装を心掛け事をお勧めします。スニーカーは恐らくNGになります。
因みに、静かなレストラン空間ではありますがお子様のご利用もOKです。
お料理について
基本的にコース料理を注文される方が多いです。
イタリアンという事ですが、個人的にはフレンチに寄せている印象を受けました。
イタリアンと言うだけあってコース内にパスタ料理がありますが、最近のフレンチにもパスタを入れてくるレストランもちらほらあるようです。
写真を見て頂くと分かるように、噂通り一皿はかなりミニマム。
ラ・ロカンダは量が少ない事で有名ですが、その通りでした。
しかし、味は日本人受けの良い味付けとなっていますので間違いありませんので満足度は高いです。
お肉・お魚・お野菜のバランスも非常に良いです。
メインのお魚は真鯛でお肉は子羊。
真鯛のヴィニャローラ風は、グリンピースのペーストソースが良い味でアクセントのミントも爽やかでした。
オーストラリア産子羊の香草パンも粉焼きも、お肉は2部位で用意されていましたが一方はチキン、一方はビーフのような味で子羊感は全くなく臭みもありません。
そして、ラ・ロカンダと言えばパスティエラ。
オート・パティスリーの「ピエール・エルメ・パリ」のパティシエがガラス越しの厨房でデザートを用意します。
写真下部はマカロンと用意して頂いた人気No1のイスパハン。
ピエール・エルメが自画自賛するほどの作品です。ピエール・エルメ自身も「一生に一度は食べてもらいたい味覚」と語るほどです。
イスパハンの中のクリームはローズクリームとライチクリームで、まさにラグジュアリーな空間の締めにはふさわしい逸品です。
総じて女性が喜ぶこと間違いなしのラ・ロカンダでした。