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【子供にスポーツさせるなら?】ラグビーはプロになりやすい競技?

2019年11月8日

前回の記事で日本ラグビーのお金事情について説明しましたが、平均的には野球のようにとんでもない金額ではありません。

しかし代表レベルのトップリーガーになれば年俸もウン千万と大きな金額になってきますし、完全プロ化ではなく実業団ですのでプロスポーツの課題であるセカンドキャリアの問題もなく、非常にクリーンです。

そこで、ラグビーで給料がもらえるには(トップリーガーになるには)、どれほどの競争率なのかを調べてみました。

目次

ラグビーの競技人口は

最近では、ラグビーの競技人口は増加傾向にあります。

日本のラグビー競技者は29万6000人(協会登録者10万8000人)と、今回のワールドカップ出場国のうち6番目に多い数字となっています。

因みにニュージーランドでは15万6000人ですので、日本はニュージーランドよりもおおい競技人口を誇っています。

しかし人口比率で言うと、日本は0.23%で、ニュージーランドは3.32%です。

ラグビー発祥の地であるイングランドの競技人口は約211万人(協会登録者35万5000人)で世界1位の競技人口。普及率も3.8%と高い数字となっています。

他のスポーツの競技者数

日本の現時点の2大スポーツは野球とサッカーです。

ですが、競技者数で見ると…

野球が730万人、サッカーが750万人です。

日本で競技者が多いといわれるスポーツは以下(非競技者登録)

  1. ウォーキング 2000万人
  2. ボウリング  1900万人
  3. 水泳     1300万人
  4. ゴルフ    1200万人
  5. バトミントン 930万人
  6. 卓球     900万人
  7. サッカー   750万人
  8. 野球     730万人

となっています。

世界的に見た場合では、

  • バスケットボール 4億5000万人
  • サッカー     2億5000万人
  • 野球       3500万人
  • ラグビー     1000万人

競技者:プロ比率

ではどのスポーツが競技者の内、プロ比率が高い(プロになり易い)のか見ていきたいと思います。

野球の場合、730万人の競技者がいますが、プロ12球団で各70名前後の支配下登録選手がいます。ですのでプロは840名前後。

サッカーの競技者は750万人で、40クラブ(J2まで)で25人前後のjリーガーとして、約1000名前後。

ラグビーはトップリーグ16チームで、実業団ですのでプロ契約は少ないのですが、今後プロ契約に移行していくと考えて、16チーム各45名前後で720名となります。

それぞれ他のスポーツも含め、計算すると

競技人口 プロ人数 プロ割合 平均年収
野球 730万人 840 0.0115% 4000万円弱
サッカー 750万人 1000 0.0133% J1で2000万円、J2で500万円
ラグビー 29万6000人 720 0.2430% 1000万円弱
ゴルフ 1200万人 2100 0.0175% 上位75位以内で4000万円弱
バスケットボール 570万人 432 0.0075% 800万円前後

どれも狭き門だということは間違いないですが、中でもラグビーは確率の面では少しなりやすいという数字が出てきます。

もちろん、プロになるタイミングは社会人になるタイミングですので、その年度の競技者数にも影響を受けすし、その年の募集人数によって大きく数字は変わります

野球を例に挙げると、その年の高校3年生、大学4回生、社会人での競技者を10万人として、そこからプロへは100人とします。

すると、1000人に1人プロへ進むことになりますから0.1%の確率となります。

ですので、上記の表とは大きく差が出ます。上記表はあくまでプロ割合という事です。

そうした理解で上記の表も見て頂ければ。。。

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