スポーツ

オリンピックの見方、様々な目的

2018年2月18日

オリンピックの起源や目的は日本オリンピック委員会公式ホームページにも掲載されていますが、オリンピックは世界中の国と地域を対象としたイベントです。

国と地域によっては、オリンピックに対する意識や考え方も違うと思われます。

日本では、日本オリンピック委員会が基本的な考え方とされていますが、目的といった所では諸説あるとされています。

学生の頃にスポーツ研究をしていましたので、思い起こしながらオリンピックについて投稿したいと思います。

目次

オリンピックの起源と4年間隔の意味

オリンピックは古代オリンピック近代オリンピックとで分類されます。

古代オリンピックは紀元前9世紀が始まりとされ、近代オリンピックは1896年のアテネ大会が始まりとされています。

古代オリンピックは体育と芸術の宗教行事として行われていました

近代オリンピックは、古代オリンピックの復興とクリスチャンの間では体を動かす事は良い事とされており、世界中で賛同され近代オリンピックの始まりとなりました。

また、オリンピックが4年1度の理由も諸説ありますが、古代ギリシャ人が太陽暦を使っていた説が有力なようです。

太陽暦では8年周期が重要視されており、元は8年に1度の開催が、後に4年に1度へと変化されたと言われています。

平和の祭典

日本のメディアでもよく耳にするのが、近代オリンピックは世界平和を目的としたスポーツの祭典という事です。

国の代表がスポーツを通して競い合い、試合が終われば勝った負けたも関係ないノーサイドだという崇高な精神がなければならないと言う事です。

相手がいて初めて成立するスポーツ、相手に対して敬意を払う事、国と国とが敬意を払いお互いを尊重する姿勢を、世界中の共通倫理として育む事こそがオリンピックの意義であり目的としています。

戦争の代わり

平和の象徴のイベントとされる一方で、戦争の代わりにオリンピックが行われているという見解もあります

大学の教授が講義の中でそう言っていたのを思い出しました。

他国に勝ちたいという国民の気持ちを抑えるために、戦争の代わりにオリンピックが行われているというのです。

人は本能的に何かで競い合うものと言われるようで、それをスポーツで欲を満たしているという事でしょう。

まとめ

オリンピックやワールドカップは、世界一を決する大会でもあります。

競技者は、世界一を目指して各国での激戦を勝ち抜いた国の代表です。

自国の選手を応援する事はもちろんですが、相手国の選手に対しては単なる敵と見ているのは寂しい気もします

それぞれの選手が、普段から競技の為に摂生や努力を重ねているのです。

オリンピックに様々な見解はありますが、選手個人はそんな事は抜きに競技に対し真摯に取り組んでいます

その事を考えると、感動もまた一入ではないでしょうか。

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