ラグビーワールドカップも残りわずかとなりました。
11月1日の三位決定戦でニュージーランドとウェールズがぶつかります。
どちらも、決勝に進んでもおかしくないようなチームですので、決勝戦のようなハイレベルな試合になる事が予想されます。
目次
これまでの対戦成績は?
これまでの両国の対戦成績は34戦していて
ニュージーランドの31勝 ウェールズの3勝
となっています。
ニュージーランドの勝率が9割越えと、圧倒的な勝率を残しています。
最近の成績でいうと、ニュージーランドの連勝中です。
それもそのはず、ウェールズが過去にオールブラックスを倒したのは3度だけですが、最後にニュージーランドに黒星を付けたのが1953年なのです。
実に66年間もニュージーランドに勝利できていません。
世界ランキング1位のニュージーランドを陥落させたのはウェールズ
上記の対戦成績を見れば、絶望的かもしれませんが、良い情報もあります。
今年、2019年8月19日のランキング発表で、2009年11月からほぼ10年間(509週連続)トップに君臨していたニュージーランドは10年ぶりに1位から陥落しました。
そのニュージーランドを陥落させたのがウェールズなのです。
強豪ですが、ウェールズ初の世界ランキング1位ですので、まさにウェールズ史上最強のチームなのかもしれません。
試合展開は?
試合において、両チームともにBK展開を得意としますが特徴が違っています。
アンストラクチャーの強いニュージーランドと、ストラクチャーの強いウェールズといった印象を受けます。
つまり、ニュージーランド対イングランド戦のような構図になると思います。
しかしながら、どれだけセットプレーで競り合うかが勝利の鍵を握ります。
ニュージーランド戦でイングランドが勝てたのは、ラインアウトやスクラムのセットプレーで優位に立ち、相手のミスを誘えたこと。
セットピースからのサインプレーやキック等、多彩な攻めで相手を翻弄できたことがイングランドの勝因とも言えます。
これまでのニュージーランド対ウェールズの試合では、このセットプレーでニュージーランドが圧倒的に優位に立てていたことがあげられます。
つまり、ニュージーランド相手にラインアウトとスクラムの安定がないとウェールズの強さは発揮できないと言えます。
まとめると
- アンストラクチャー(ニュージーランド)対ストラクチャー(ウェールズ)
- ニュージーランド相手にセットプレーが安定するか
- ウェールズセットピースから多彩なオプション
- ウェールズのディフェンス復活
少し、ウェールズ目線ですが順当に勝つのはニュージーランドだと思います。
ですが、上記が出来ればウェールズもイングランドと同じ展開でニュージーランドを崩せる展開になります。少し期待を込めてウェールズ目戦になりました。