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ゲームはスポーツと見られる社会。新しい職業が増えて行く今後

2018年3月25日

先日、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀でYoutuberヒカキンさんが特集されていて、二本目はプロゲーマーの梅原さんが特集されていました。

今後の社会では、娯楽の分野が市場規模を伸ばしていくと言われていたように、実際に今まででは考えもしなかったことが仕事として成立しています。

特に、ゲームなんかは子供のころに親からゲームをすると頭が悪くなるや、不良になる等のマイナスイメージを様々なところで言われ続け、ゲームをし過ぎるとまともな大人になれなくなって、仕事が出来なくなるとまで言われることもあります。

しかし、実際には現在プロゲーマーは職業として成立する段階まで発展してきています。
それも、まだまだこれから発展していく途上にあります。

スマホの無料ゲームも凄いクオリティになってきており、ゲームが世界的な産業になりつつあるような昨今です。

プロゲーマーやYoutuberだけに限らず、私たちが考えようともしない事が、今後は職業になる事だって十分あり得る世の中なのではないでしょうか。

目次

ゲームはスポーツ

ゲーム市場は年々成長しています。

現在では約3兆7000億円規模で興行収入で度々ニュースになる映画市場の7000億円と比べ5倍以上とかなり大きな市場だといえます。

世界的にも盛り上がりを見せるゲーム市場。NHKのニュースでも取り上げられる頻度が高くなりました。

そのきっかけはe-Sports等のゲーム大会。中には賞金総額10億円を超える大会もあります

そして、アジアオリンピック評議会は、中国アリババグループのAlisportsと提携し、同団体が主催する4年に1度のe-Sportsが正式なメダル種目となることを発表しています。

ここまでに成長するには、ゲーム市場の成長戦略がいかに緻密であるかが伺えます。

ゲームをスポーツとするのであれば、私は大学時代にスポーツ研究をしていましたので得意分野です。

今まで、遊びというイメージでしか捉えられていなかったゲームがこうしてプロゲーマーを生み出したこと、マイナースポーツを押しのけてオリンピックとして注目度が急上昇した事は、プロモーションの秀逸さと、適切なマーケティングの計算があったからだと感じます。

もちろん世界中でゲームが浸透しているという土台はありましたが、ここにきて一気に盛り上がりを見せています。

知っている人もいるとは思いますが、実は2016年にもリオ五輪と並行してe-Sportsが行われていました。しかし、今回のe-Sportsで知った人の方が多いのではないでしょうか。

メダル種目となったことが大きなきっかけだと感じますが、ゲーム市場が今後ますます大きくなっていく前段階だという気がしてなりません。

 

新たに生まれそうな職業は

現在は、YouTuberやプロゲーマー・ブロガーなどが新たな職業として誕生していますが、細かく見れば、Youtuberとブロガーは広告を出す媒体(メディア)であったりタレント、プロゲーマーはスポーツ選手と同じようにエンターテイナー。

既に形のあるものが、ビジネスモデルを変えただけとも見ることが出来ます。

AIの発展により、様々な職業が無くなっていくと言われています。税金や法律もAIで瞬時に計算や判断される時代が来るかもしれません。

民主主義国家の政治家もAIで国民の意思を吸い上げられると仕事がなくなります。

なくなる職業があれば、新たに出てくる職業があって自然です。

歴史を振り返ってみても、淘汰された職業も多くあります。何に淘汰されたかというと、新しい職業や仕組みに淘汰されました。

そのことを考えると、新しいもののパイオニアになればたちまち大きなビジネスチャンスです。

私が考える新たな職業は遊びだと思います。

遊んでいるだけではお金になりませんので、マネタイズできるかです。

一昔前はゲームやブログにしても、遊びや趣味でした。その延長に職業という形がなったわけですので、こうした遊びが仕事になる可能性は大きいと思います。

今後の社会は仕事と遊びの境が無くなって、収益化の仕組みがどんどん生み出されていくと予想できます。

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