当ブログで、いかにラグビー人気を高めるべきかという記事をいくつも出してきましたが、その結論として、今回の日本開催2019年ワールドカップがいかに重要か口酸っぱく言い続けました。
日本代表の躍進で、どれほどの子供がラガーになってくれるかは今後の経過を見なければ分かりませんが、日本代表として現時点で最高の結果を残しているのではないでしょうか。
目次
スコットランド戦の視聴率39.2%
スコットランド戦の視聴率は関東で39.2%。
ボールをけり出し勝利を決めた場面で瞬間最高視聴率は53.7%とをたたき出しました。
前回のサモア戦でも、平均32.8%と瞬間46.1%を記録しましたが、いずれも今年の全放送の最高記録を更新しました。
日付 | 平均視聴率 | 瞬間最高視聴率 | |
---|---|---|---|
ロシア戦 | 9月20日 | 18.30% | 25.50% |
アイルランド戦 | 9月28日 | 22.50% | 28.90% |
サモア戦 | 10月5日 | 32.80% | 46.10% |
スコットランド戦 | 10月13日 | 39.20% | 53.70% |
上記の表を見て頂くと分かるように、試合ごとに関心が高まっているのが分かります。
試合を見る機会が増えることこそ、日本ラグビー界が求めていたものです。
子供たちの憧れへ
視聴率が上がれば、大人のみならず子供も関心が高まります。
日本の国民的スポーツと言えば野球ですが、メディア露出が多く子供の目に触れる機会が多いからこそ良い循環で競技人口が多くなるのです。
Jリーグもしかり。
一方ラグビー中継は、年末年始の高校・大学ラグビーのう放送が主です。
これは長年の間、ラグビーと言うスポーツが学生ラグビーが人気の中心であったことからです。
これが今後は日本代表やプロのプレーが子供たちの目に触れる機会が多くなれば、少なからず競技人口は伸び、競技環境も競技を行う機会・受け皿も大きくなってきます。
前提条件としては、日本代表が強くなければなりません。
世界と渡り合って、良いゲームを重ねればこそですので、今回の日本代表は既にノルマクリアと言っても良いのではないでしょうか。
今回のワールドカップは、日本ラグビーを大きく変える黎明期と言えます。